ダイエットに関する注意
もし、自分の飼っている犬が肥満であることが分かった場合には、動物病院などで獣医師のチェックを受けたほうが良いと思います。ごく単純な肥満であれば問題はないのですが、治療が必要な生活習慣病が潜んでいる場合もあるからです。
また、動物病院などでダイエットについて相談すれば、最適な方法を指導してくれるはずです。ダイエットを行なうにあたって、先ずは目標を決めましょう。一気に体重を減らそうとすることは非常に危険です。それに、徐々にステップを踏んで少しずつ目標を立てたほうが最終目標を達成しやすいものでもあります。
先ずは理想体重を設定しましょう。そして、何kgダウンをさせるのか目標を決めていきます。ダイエットのために食事の量を減らすというのは一番手っ取り早い方法ではありますが、栄養が偏ってしまう場合もあります。また、極端に食事の量を減らしてしまうと、犬は食事の量が足らないために空腹になり、思いもよらぬものを食べてしまうこともありますので注意しましょう。
やはり食事の量を極端に減らすことなく、その与え方を変えてダイエットを行なったほうが良いでしょう。基本的には、1日の食事量を2~3回に分けて与えるのがいい方法であると思います。そうすれば、犬になるべく空腹感を感じさせず、かつ満足させてあげることができるからです。
もしも、犬におやつを与えるのであれば、1日の量を決めておき、あらかじめ器などに入れておいて一粒ずつ与えるなどして、なるべく少ない量で長く楽しめるような工夫をするようにしましょう。