犬のダイエット

肥満の原因

 

 

ペットが肥満になる原因というのは人間の場合と同じであり、運動などで消費するエネルギーよりも食事から得るエネルギーのほうが多いからです。つまり、食べ過ぎと運動不足が主な原因となりますが、それ以外の原因もあります。

 

 

例えば、加齢によるものであったり、病気の影響、そして避妊や去勢手術の影響によるものもあります。日本で飼われている犬の約30%近くが肥満であるといわれていますが、自分の飼っている犬が肥満であると認識している人はあまりいないようです。

 

 

また、分かっていてもそれほど深刻に捉えていない場合が多いようです。自分の飼っているペットが肥満であるかどうかを見分けるには、いくつかのポイントがあります。それは、上から見た時にウエストのくびれがあるかどうか、横から見た時にお腹が垂れ下がっているかどうか、脇を軽く押した時にろっ骨が分かるかどうかです。

 

 

標準な体重の場合には、適度な脂肪があり、指で犬の背中を触ると肋骨に触れることができます。そして上から犬を見た場合にウエストにくびれがあるのが分かるはずです。しかし、肥満になるにしたがってだんだんと脂肪がついていき、肋骨に触れることが難しくなり、上から見た時にウエストのくびれを見出せなくなってきます。

 

 

肥満になりやすい犬種というものも存在します。例えば、ラブラドール・レトリーバー、シェットランド・シープドッグ、ビーグル、ダックスフンドなどです。これらの犬を飼っている場合には、特に肥満にならないようにチェックを怠らないようにしましょう。